家づくりで一番迷う「外構」。
「塀で囲えば安心」なんて、勘違い。
泥棒の心理を逆手に取った、安くて最強の防犯外構、私が教えます。
「やっと、私たちもマイホームを建てるんだ!」
小学3年生と年長の可愛い子供たちとの新生活を想像して、Instagramで素敵な施工事例を見つけては、「こんなキッチンいいな」「広いリビングで家族団らんって最高!」なんて、夢がどんどん膨らみますよね。
でも、住宅展示場に行って、いざ見積もりを見せられたら…。
「え、3,500万円超え!?こんな大金を本当に借りて、私たち生きていけるの…?」
旦那さんは仕事が忙しいから、家づくりのリサーチは全部私に丸投げ。おしゃれな家にしたい気持ちは山々だけど、正直、将来の教育費や老後資金を考えると、お金のことが一番心配になる。
「騙されたくない」「適正価格が知りたい」
夜な夜なスマホで検索魔になって、色々な情報に踊らされていませんか?
特に「外構」って、家の顔なのに、ついつい後回しにしがち。でもね、外構って、実は家全体の印象を決めるだけじゃなくて、家族の安全を守る「最初の砦」なんです。
「防犯のために、しっかり塀で囲ったクローズ外構にしたいけど、泥棒が隠れる場所を作ることになるって聞くと不安…。」
「かと言って、開放的なオープン外構だと、丸見えでなんだか落ち着かない…。それに、防犯面も心配。」
それに、オープンとクローズじゃ、予算も大きく違うし…。
私も50代になって、やっと「終の棲家」となる注文住宅を建てたんですが、投資家として28年間不動産に携わってきた経験があるからこそ、「資産価値を見極める目」と「コスト管理のシビアさ」は、人一倍持っていると自負しています。
ハウスメーカーの営業マンは「夢」を売るプロだけど、私は「現実と生活」に焦点を当てます。キラキラした理想だけじゃなくて、
- 「ここは削っても生活の質は落ちない」
- 「ここはケチると後で後悔する」
というメリハリを、これから家を建てる女性たちに、私の経験を余すことなくシェアしたいんです。
だから今回は、多くの人が悩む「外構の防犯」について、私が実践した「安くて最高に満足度の高い家づくり」の視点から、徹底的に解説していきます。
読み終わる頃には、あなたもきっと「なるほど!」って、安心して外構プランを考えられるようになっているはずですよ。
「塀で囲めば安心」は大きな勘違い!クローズ外構の落とし穴
まずね、多くの人が抱きがちな誤解からお話ししましょう。
「防犯といえば、高い塀やフェンスで家をガッチリ囲って、外部からの侵入を防ぐクローズ外構が一番安全!」
そう思ってませんか?
気持ちはすごくよく分かります。プライバシーも守られるし、物理的な障壁があれば安心だなって感じますよね。でもね、実はこれ、防犯の観点から見ると、一概に「安全」とは言えないんです。
結論から言っちゃうと、クローズ外構は、かえって泥棒に「隠れる場所」を提供してしまうリスクがあるんですよ。
泥棒が「塀の裏」でニヤリとする理由
どういうことかと言うと、泥棒が一番嫌がるのは「人目」なんです。
周囲から見られている、誰かに見つかるかもしれない、という心理的なプレッシャーが、泥棒にとって最大の敵。「ゲインズボロー効果」って言って、人は他者の視線を感じると行動が抑制される心理効果もあるくらいですからね。
高い塀や壁で囲まれたクローズ外構は、確かに外部からの視線を遮り、プライベートな空間を守ってくれます。でもね、一度敷地内に侵入されてしまったらどうでしょう?
その塀が、今度は泥棒にとっての「隠れ蓑」になってしまうんですよ。
塀の影に隠れて、時間をかけて鍵を破ったり、窓を割ったりする作業が、周囲の誰にも見られることなく、悠々と行える環境を提供してしまうんです。外から見えにくいということは、中で何が起こっているか、誰も気づきにくいということ。
これ、防犯上は致命的だと思いませんか?
私もアパート経営をしていた頃、リフォームの現場を数多く見てきました。古い物件の中には、高い植栽で囲まれていたり、背の高い塀があったりする家もたくさんありました。そういった物件に限って、空き巣被害が多いというデータも実際にあるんですよ。
結局、安心感を得るためのクローズ外構が、「隠す」という行為によって、最も強力な抑止力である「監視の目」を排除してしまう。まさに二律背反。
だからね、「とりあえず塀で囲めば安心」という考えは、ちょっと待って!って伝えたいんです。
オープン外構も「丸見えだから安全」とは限らない?
じゃあ、「オープン外構なら、丸見えだから泥棒も近づかないんでしょ?」って思うかもしれませんよね。
これもね、半分正解で半分は注意が必要なんです。
確かに、オープン外構は文字通り開放的で、敷地内に塀やフェンスがない、あるいは低いものしかなく、道路からの視界が遮られにくいのが特徴です。
これだと、泥棒は隠れる場所がないから、心理的に侵入しづらい、というメリットはあります。近所の人や通りがかりの人からも家の中や敷地が見えやすいので、「見られている」という意識が抑止力になるんです。
でもね、完全にオープンだと、誰でも簡単に敷地内に立ち入れてしまう、というデメリットも生まれます。郵便配達員さんや訪問販売の方だけでなく、不審者も気軽に玄関先まで来てしまうわけです。
「うちの奥さん、パートに行ってるから、この時間帯は家にいないな」とか、「子どもたちが公園に行ってるから、今がチャンス!」とか、家の人の留守状況も分かりやすいってことになっちゃうんです。
それに、オープン外構だと、泥棒にとっては「下見がしやすい」という側面もあります。どこに窓があるか、死角はどこか、侵入経路はどうか、なんてことを、外からじっくり観察されやすいんですね。
私も最初は「開放的で、ご近所付き合いもスムーズになりそうだし、オープン外構でいいかな」なんて安易に考えていた時期がありました(笑)。でも、色々な現場を見て、「家の防犯は、まず外構から」という鉄則を痛感したんです。
結局、どちらのタイプにもメリット・デメリットがある。じゃあ、私たち賢い主婦はどうすればいいのか?ですよね。
「見せる防犯」が最強!賢い女性のための“セミクローズ外構”のススメ
そう、結論はこれです。「オープンとクローズの良いとこ取り」。それが、私がたどり着いた最適解、「セミクローズ外構」なんです。
私の自宅も、このセミクローズ外構を採用しました。ハウスメーカーの担当者も「ここまで徹底的に考えてくるお客様は初めてです」と唸らせるほど、私は投資家としてのシビアな予算管理と、自分が住む家のこだわりを融合させたんですから。
セミクローズ外構とは、文字通り「部分的に開けて、部分的に閉じる」外構のこと。
例えば、玄関周りやアプローチはオープンにして、誰でも見通せるようにする。これで「見られている」という泥棒への心理的抑止効果はバッチリ。
一方で、リビングから見えるプライベートな庭やウッドデッキなどは、見通しの良いフェンスやルーバーフェンスなどで囲い、適度に視線を遮る。これなら、外から丸見えになる心配もないし、風通しも確保できます。
ポイントは、「完全に遮断せず、しかし簡単に侵入させない」というバランス感覚。
「でも、フェンスって結局お金かかるんでしょ?」
ですよねぇ、サトミさん。でも大丈夫。ここからは、予算を抑えつつ最大限の防犯効果を発揮する、私のとっておきの「見せる防犯」術を伝授しますね。
泥棒が嫌がる「防犯の四大原則」を外構に落とし込む
泥棒が一番嫌がるのは、「手間」「時間」「音」「光」「人の目」です。これらを増やすことで、泥棒は「この家はやめておこう」と諦めます。
これを外構にどう落とし込むか、具体的に見ていきましょう。
①「光」で照らす!センサーライトは家の目
夜間、不審者が敷地内に足を踏み入れた途端、パッと明るくなるセンサーライトは、泥棒にとってものすごいプレッシャーです。
「見つかる!」って思わせて、心理的に動揺させることが一番の狙い。
- 設置場所:玄関、駐車場、庭の奥、通路など、特に死角になりやすい場所には必ず設置しましょう。
- 選び方:最近はLEDで明るく、電気代もかからないものが主流。ソーラー充電式なら、配線工事も不要で初期費用も抑えられます。私が選んだのは、人感センサーと明暗センサーが両方ついているタイプ。夜間、暗くなると自動で少し点灯し、人が近づくとMAXの明るさになるので、普段も安全だし、泥棒への威嚇効果も抜群です。
- 費用感:数千円からで十分に効果を発揮します。ダミーのカメラと組み合わせると、さらに効果的。
「これだけ聞くと、どれが良いの?たくさん種類があるし」
ですよね、お待たせしました。ホームセンターやネット通販で売っているものなら、正直、どれを選んでも基本的な機能は大きく変わりません。私が大事にしたのは、「いかに目立たせるか」でした。
「あっ、この家、見張られてるぞ」って泥棒に思わせるには、「いかにも防犯用」というデザインのものを、わざと目立つ位置に付けるのがコツです。
②「音」で知らせる!砂利とセンサーチャイム
泥棒は音を嫌います。静かに侵入したいのに、ガリガリと音が鳴ったら、「やばい!」って焦りますよね。
- 防犯砂利:敷地の外周や、特に侵入経路になりそうな場所に防犯砂利を敷き詰めるのは、安価で効果の高い防犯対策です。歩くと大きな音が鳴るので、泥棒は嫌がります。これも私の自宅で採用しています。
- センサーチャイム:玄関先に小型のセンサーチャイムを設置するのも良いでしょう。人が近づくと「ピンポーン」と鳴るタイプなら、来客が分かると同時に、不審者への威嚇にもなります。
- 費用感:防犯砂利はDIYも可能で、数千円から数万円で広範囲をカバーできます。センサーチャイムも数千円程度。
「砂利って、掃除が大変なんじゃないの?」
そう思いましたよね!私も最初はそう思って敬遠してたんです(笑)。でも、最近の防犯砂利は、玉砂利みたいなものだけじゃなくて、比較的平らで歩きやすいタイプも出ています。それから、敷く前に防草シートをしっかり敷けば、雑草の心配も少ないですよ。掃除は、ブロワーで軽く飛ばすくらいで十分です。
③「目」で監視!賢い防犯カメラと見通しの良い植栽
これが「見せる防犯」の肝です。泥棒に「この家はリスクが高い」と判断させる一番の方法。
- 防犯カメラ:
- 設置場所:玄関、駐車場、裏庭など、家の四隅と出入り口をカバーするように設置しましょう。目立つ位置に設置することが重要です。ダミーカメラでも一定の効果はありますが、やはり本物のカメラが一番。
- 選び方:今はスマートフォンと連携して、外出先から映像を確認できるタイプが主流。異常があれば通知が来るので、すごく安心感が違います。私が自宅に設置したのは、録画機能と夜間もカラーで撮影できるタイプ。万が一の時に証拠能力が高いことが決め手でした。
- 防犯ステッカー:「防犯カメラ作動中」といったステッカーを貼るだけでも、泥棒への強い警告になります。これは安いのに効果絶大ですよ。
- 植栽計画:
- 隠れる場所を作らないのが鉄則です。背の高い木は、玄関や窓の周りには植えないこと。泥棒が隠れて作業できるスペースを与えてしまいます。
- 低木を中心に、見通しを良くする。特に、侵入経路になりそうな場所には、トゲのある植物(メギ、ピラカンサなど)を植えるのも物理的な抑止力になります。見た目もおしゃれなものが多いので、ぜひ検討してみてください。
- フェンスの選び方:完全に視線を遮る塀ではなく、メッシュフェンスやルーバーフェンスなど、適度な透け感があるものを選ぶと良いでしょう。圧迫感も軽減され、風通しも確保できます。
「防犯カメラって、すごく高そうなイメージがあるんですけど…」
ですよね、サトミさん。昔はそうでした。でも今は、クラウド録画やWi-Fi接続で簡単に設置できるものが増えていて、1〜3万円台でも十分高性能なものが手に入ります。DIYで設置できるものも多いので、工事費を抑えることも可能です。
私も、最初は専門業者に見積もりを取ったら「え、こんなにするの!?」って驚いたんですが、自分で調べて、信頼できるメーカーのものをネットで買って、知り合いの大工さんに設置だけお願いしたら、ぐっとコストを抑えられましたよ。
「ここはケチると後で後悔する」部分と、「ここは賢く選んでコストを抑える」部分を見極めるのが、家づくりの鉄則です。防犯カメラは、間違いなく「ケチると後悔する」部分です。でも、選び方と設置方法次第で、賢く予算を抑えられる。これが私の経験です。
④「時間」を稼ぐ!二重ロックと防犯ガラス
泥棒が侵入を諦める一番のポイントは、「5分以上かかる」ことと言われています。侵入に時間がかかればかかるほど、発見されるリスクが高まるからです。
外構だけでは完結しませんが、家の防犯とセットで考えたいのが、窓やドアの対策です。
- 補助錠:玄関ドアや窓に補助錠を設置し、ワンドアツーロック(一ヶ所の扉に鍵を二つかけること)を徹底しましょう。これは非常に安価で効果が高い対策です。
- 防犯ガラス:窓からの侵入は、実は全体の約7割を占めています。予算に余裕があれば、割れにくい防犯ガラスを検討するのも良いでしょう。
- 面格子:特に、人が隠れやすい場所の窓には面格子を取り付けると、物理的な障壁が増し、侵入を諦めさせる効果が高まります。
「窓の防犯まで考えると、もう頭がパンクしそう…」
分かります!私も最初はそうでした(笑)。でも、安心してください。一つ一つ、できることから始めるのが大切。まずは、「補助錠」から始めるだけでも、防犯効果はぐんと上がります。賃貸アパート時代でも、補助錠は自分で取り付けられるものもあったりしますからね。
無駄遣いはやめて!私が教える「賢くコストを抑える」ポイント
「おしゃれな外構にしたいけど、予算がなぁ…」
サトミさん、私も同じことを考えていました。見栄えも大事だけど、生活と予算を圧迫するなんて本末転倒。
だからね、ここはズバリ言わせてもらいます。無駄遣いはやめましょう!
私がアパート経営で培った経験から、「ここは削っても大丈夫」というポイントをいくつかお伝えしますね。
- 凝ったデザインの塀や門扉:
凝ったデザインの門扉や、全面を覆う高い塀は、費用がかなりかかります。見せる防犯の観点からも、適度な見通しを確保できるフェンスや、オープンなアプローチの方が、結果的に安価で防犯効果も高まることがあります。
- 頻繁なメンテナンスが必要な素材:
天然木などは、確かに見た目は素敵ですが、定期的な塗装や防腐処理が必要です。私の最初のアパート経営では、壁紙選びで失敗して入居者がなかなか決まらなかった、なんて失敗談もあるんですよ(笑)。メンテナンス費まで含めて考えると、人工木やアルミ、樹脂製のフェンスなど、長持ちして手入れが楽な素材を選ぶ方が、後々のコストを抑えられます。主婦目線で考えると、掃除や手入れがラクなのは、本当に大事な判断基準です。
- 必要以上に広い駐車スペース:
車が何台停まるか、本当に必要な広さなのかを改めて考えてみましょう。コンクリートを打つ面積が増えれば増えるほど、コストは上がります。必要最低限のスペースに留め、駐車場の一部を砂利にするなど、工夫するだけでも費用は抑えられますよ。
- 外構の「やりすぎ」:
あれもこれもと欲張って、必要以上に照明や装飾品をつけたり、複雑な植栽計画にしたりすると、当然費用はかさみます。まずは「防犯」と「使いやすさ」を最優先に、シンプルにまとめるのが賢い選択です。
私が一番お伝えしたいのは、「お金をかけるべきところと、削るべきところのメリハリをしっかりつける」ということです。防犯は「家族の安心」というかけがえのないものに関わる部分ですから、ここは予算をしっかり確保しつつ、賢く選ぶべきです。
まとめ:あなたの家が「安心の城」になるための3つのステップ
さあ、ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
外構の防犯について、色々なことが見えてきたんじゃないでしょうか。
最後に、今日からすぐにでも考えられる、「あなたが安心の家を手に入れるための3つのステップ」をまとめますね。
- 「塀で囲めば安心」という思い込みを捨てること。
クローズ外構が必ずしも安全ではないこと、そしてオープン外構にも注意点があることを理解し、「セミクローズ外構」という選択肢があることを知りましょう。 - 「見せる防犯」を意識した外構プランを考えること。
泥棒が嫌がる「光」「音」「目」「時間」の四大原則を、外構デザインに取り入れましょう。センサーライト、防犯砂利、見通しの良い植栽、そして防犯カメラは、費用対効果の高い「見せる防犯」の強い味方です。 - 「無駄をなくし、賢く投資する」コスト管理をすること。
本当に必要なものにだけお金をかけ、メンテナンスの手間や将来的なコストも考えて素材を選びましょう。安易な「見た目重視」で、後悔しないように。
「家づくりは3回建てないと成功しない」なんて言われますが、人生で何度も自宅を建てる資金力がある人は本当に稀ですよね。
だからこそ、最初に最高の家づくりをしたい。それが私の願いであり、このブログを書く理由です。
せっかくのマイホームが、ローンの重圧で家族の笑顔を奪う「負動産」にならないよう、賢く、そして最高に満足度の高い家づくりを成功させてほしい。
あなたは一人じゃありません。これからも、私の経験が、あなたの家づくりの参考になれば嬉しいです。
一つでも「お?」と思えるものがあったら、ぜひ今日からあなたの家づくりに活かしてみてくださいね。
【家づくりのお悩み、私に相談しませんか?】
「うちの土地だと、どんな外構がいいんだろう?」
「この見積もり、本当に適正価格なの?」
そんな具体的なお悩みがあれば、ぜひ私のブログの他の記事も読んでみてください。
私が28年間の不動産経営で培った知識と、
自分の家づくりで得たリアルな経験を、惜しみなくシェアしています。

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