「あの時、誰か教えてくれたら…」
そんな後悔、あなたにはさせたくない。
私の28年の経験と、先輩たちのリアルな声、全部お話しします。
ねぇ、サトミさん。
今、あなたきっと、Instagramで素敵な施工事例を見ては「こんなキッチンいいな」「この広々リビング、最高!」って、夢を膨らませている頃じゃないかしら?
でも、住宅展示場に行ってみて、提示された3,500万円超の見積もりに「え、本当にこんな大金、借りて生きていけるの…?」って、足がすくむような恐怖を感じているんじゃないかな。
そうそう、私にはわかるわよ。だって、私も同じ道を何度も通ってきたんだから。
夫は仕事が忙しいからって、具体的なリサーチは全部あなたに丸投げ状態。おしゃれな家にしたいけれど、将来の教育費や老後資金も心配で、夜な夜なスマホで「注文住宅 失敗談」「適正価格 知りたい」って検索魔になっている…なんてこと、心当たり、ありませんか?
わかります、その気持ち。本当に、痛いほど。
ハウスメーカーの営業マンは、それはもう「夢」を上手に売るプロフェッショナルです。でもね、残念ながら彼らが全てを教えてくれるわけじゃない。特に、「住んでから分かる不便さ」や「後でかかる見えないコスト」なんて、夢を壊す話はなかなかしてくれませんよね。
「家づくりは3回建てないと成功しない」なんて言われるけれど、人生で何度も自宅を建てる資金力がある人なんて、本当に稀です。
だからこそ、私は言いたいんです。人生で一度きりの大勝負だからこそ、キラキラした理想だけじゃなく、もっと「現実と生活」にしっかり目を向けてほしい。
私が25歳から始めて、今53歳になるまで28年間、不動産の世界で培ってきた「資産価値を見極める目」と「コスト管理のシビアさ」。そして、何より自分自身の「終の棲家」を建てた経験のすべてを、これから家を建てるあなたに、惜しみなくシェアしたい。
「ここは削っても生活の質は落ちない」「ここはケチると後で後悔する」——そんなメリハリを、誰よりもリアルな「先輩」として、あなたに伝えたいんです。
せっかくのマイホームが、ローンの重圧で家族の笑顔を奪う「負動産」なんてことになったら、本当に悲しいじゃない?
賢く、そして最高に満足度の高い家づくりを成功させてほしい。それが、このブログを書く私の願いであり、あなたに伝えたいメッセージです。
さあ、ここからは、私がこれまで見てきた、そして経験してきた「注文住宅のリアルな失敗談」を、包み隠さずお話ししていきますね。
【先輩談】「キレイな写真じゃわからん!」注文住宅のリアルな失敗ポイント10選
サトミさん、WEB内覧会って、本当にどれもこれも素敵で、見ているだけで夢が膨らみますよね。
でも、あれはあくまで「完成したばかりの、最高の状態」なんです。生活が始まれば、食器は棚に収まり、子どものおもちゃは散らばり、洗濯物は毎日出ます。そう、私たちの生活は、キラキラした写真のようにはいきませんよね。
だからこそ、今回はあえて「失敗談」に焦点を当てて、先輩たちが実際に「やっちまった…」と嘆いたポイントを、私の解説付きでご紹介します。
1. キッチン周りの収納「パントリーは広ければいいってもんじゃないの?」
「パントリー、憧れますよね!食品ストックも、滅多に使わない調理器具も全部しまえるなんて最高!」って、思っていませんか?
もちろん、あるに越したことはないんですが、問題は「どこにあるか」「どういう形状か」なんです。
よくある失敗は、キッチンから少し離れた場所に広大なパントリーを作ってしまって、結局、買い物から帰ってきた食材を運ぶのが面倒で、キッチンの隅にダンボールが積み上がってしまう…なんてケースです。
あとは、奥行きがありすぎる棚。奥にしまったものが取り出せなくて、賞味期限切れの食品が山積み…なんてことも。
【私のズバリ!】
パントリーは、広さよりも「動線」と「使いやすさ」が命です!買い物から帰ってきて、冷蔵庫や常温保存の棚にサッとしまえる最短動線を意識しましょう。そして、奥行きは40cm程度が理想。これ以上深いと奥のものがデッドスペースになりがちです。
特に、30代子育て世帯は、買い物の頻度も量も多いはず。冷蔵庫とパントリー、ゴミ箱の配置は、徹底的にシミュレーションしてくださいね。
2. 洗濯動線「洗面室乾燥機付きにしたのに、なぜか干してる…」
共働きで子育て中だと、洗濯はまさに時間との戦いですよね。
「洗面室に乾燥機付きの洗濯機を置けば完璧!」そう思っていても、意外な落とし穴があるんです。例えば、洗濯機から乾燥機への移し替え、意外と面倒じゃないですか?そして、畳んで収納するまでの動線は?
「浴室乾燥機があるから大丈夫!」という声もよく聞きますが、浴室を使った後って、湿気がありますよね。そこに乾いた洗濯物を干すのって、なんだかスッキリしないし、効率も悪いんですよ。
【私のズバリ!】
洗濯機→乾燥→畳む→しまう、この一連の動作を「最短」かつ「ノンストレス」でできるかが重要です。
理想は、洗面室に乾燥機能付きの洗濯機を置き、そのすぐ横に「畳みやすいカウンター」と「家族分の下着やパジャマを収納できる引き出し」を設けること。
さらに、子どもたちの服をしまうクローゼットが近くにあれば、完璧です。洗濯物をまとめて2階に運んで、各部屋に配る…なんて作業、毎日できると思いますか?無理よ、そんなの!
「ランドリールーム」という独立したスペースを設けるのも手ですが、予算とスペースに限りがあるなら、洗面室で完結させる工夫を凝らしましょう。
3. コンセントの位置と数「ロボット掃除機が充電できない!?」
注文住宅でよく聞く後悔の一つが、コンセントの「少なさ」と「位置の悪さ」です。
「だって、設計士さんが決めてくれたし…」って、あなた!設計士さんはあなたの毎日の生活動線を全て把握しているわけじゃないんですよ。
最近は、ロボット掃除機、スマホの充電器、タブレット、スマートスピーカー、空気清浄機、加湿器…と、家電製品が本当に増えましたよね。その全てにコンセントが必要なんです。
特に失敗しがちなのは、ロボット掃除機の充電ステーションを置く場所。壁際ギリギリにコンセントを付けたら、コードが邪魔でロボット掃除機がうまく充電器に戻れない…なんてことも。
【私のズバリ!】
各部屋に最低でも2〜3ヶ所はコンセントを確保してください。特にリビングは多めに。家具の配置を変える可能性も考えて、少し高めの位置にもあった方が便利です。
そして、ロボット掃除機が稼働しやすいように、床から少し高い位置(ルンバステーションの邪魔にならない高さ)に専用コンセントを設けるのが賢い選択です。
「これもオプション料金がかかるんでしょ…」って思うかもしれません。でもね、後からタコ足配線でごちゃごちゃしたり、延長コードでつまずいたりするストレスを考えたら、ここはケチるべきじゃない「先行投資」なんです!
4. 床材選び「無垢フローリング、憧れたけど…」
無垢フローリング、温かみがあって、見た目も素敵ですよね。私も大好きです。でもね、30代子育て世帯にとっては、ちょっと待った!と言いたいケースもあるんです。
無垢材は、傷つきやすいし、水にも弱い。子どもがおもちゃを落としたり、水をこぼしたり、ペットを飼っていたら引っ掻き傷も付きますよね。
「味が出る」という人もいますが、私から言わせれば「ただの傷と汚れ」になることも多いんです。そして、メンテナンスも定期的に必要になります。ワックスがけ、オイル塗り…共働きで子育て中のあなたに、そんな時間ありますか?
【私のズバリ!】
床材は「家族のライフスタイル」と「お手入れの手間」で選びましょう。
もし、どうしても無垢材の風合いが欲しいなら、リビングの一部や寝室など、傷つきにくい場所に限定するのが賢い選択です。
LDKや子ども部屋など、人が頻繁に動き、汚れやすい場所には、傷や水に強く、お手入れが簡単な「挽き板」や「シートフローリング」を検討してみてください。
私はね、投資用物件で何度もフローリングの張り替えをしてきた経験があるから言えるんです。「手入れがラク」というのは、家を長く快適に使うための、本当に大事な要素なんですよ。
5. 壁紙(クロス)「白い壁紙が、もう…」
「壁紙は白が一番清潔感があって、部屋も広く見える!」そうですよね。私もそう思います。
でもね、白一色だと、子どもの手の汚れや、ちょっとしたキズ、家具をぶつけた跡なんかが、驚くほど目立つんです。特に、子育て世帯のリビングやダイニングは、毎日が戦場みたいなもの。汚れがつくのは時間の問題です。
【私のズバリ!】
汚れが目立ちにくい機能性壁紙や、色柄物を上手に取り入れましょう。
例えば、リビングの家族が集まる壁の一面だけを、アクセントクロスとしてグレーやベージュの落ち着いた色合いにするだけでも、グッと汚れが目立ちにくくなります。
最近は、消臭効果のあるものや、傷に強いもの、汚れが拭き取りやすいものなど、機能性壁紙もたくさんあります。
私も最初のアパート経営では、おしゃれな輸入壁紙を選んだら、入居者が決まらずに結局張り替えになった経験があるんです(笑)。見栄えだけじゃなく、「実用性」も大事なんです、本当に!
6. 玄関収納「ベビーカー、子どもの外遊びグッズ、どこ置くの?」
玄関って、家の「顔」ですよね。きれいに保ちたい場所なのに、子育て世帯だと、あっという間にモノが溢れかえってしまうんです。
ベビーカー、三輪車、公園で使うボールや砂場セット、子どもの傘、冬場のアウター、非常用の水…考えるだけでもゾッとしますよね。
よくある失敗は、見た目だけを重視した薄型のシューズボックスだけにしてしまって、収納しきれずに玄関がごちゃごちゃになってしまうケースです。
【私のズバリ!】
玄関収納は、靴だけでなく「家族が外で使うものすべて」を収納できる大容量を想定しましょう。
最近は「シューズクローク」という土間収納が人気ですが、これもただ広ければいいわけじゃありません。棚の高さや奥行きを、収納したいものに合わせてカスタマイズできると最高です。
例えば、ベビーカーを畳まずにそのまましまえるスペース、アウターをハンガーにかけられるパイプ、子どものヘルメットや外遊びグッズを置ける棚など、具体的に何を収納するかを書き出してから設計士さんと相談してみてください。
7. 照明計画「おしゃれ優先で、結局暗い…」
ダウンライトをたくさん配置して、おしゃれな間接照明…素敵ですよね。
でもね、これって意外と落とし穴なんです。特にリビングやダイニングで、メイン照明をダウンライトだけにすると、食事の準備や子どもの宿題を見るときに「なんか暗いな…」と感じることがよくあります。
明るさを確保しようとダウンライトの数を増やせば、今度は電気代が気になりますし、何より天井に穴がたくさん開くのも、メンテナンスの時にちょっと気になりますよね。
【私のズバリ!】
「おしゃれさ」と「実用性」のバランスを考えてください。メイン照明には、調光・調色機能付きのシーリングライトやペンダントライトを設置して、普段の明るさを確保するのがおすすめです。
その上で、雰囲気を変えたいときにだけ間接照明やダウンライトを使うのが、賢い使い方です。特に、子どもの勉強スペースになるダイニングテーブルの上は、しっかり明るさが確保できる照明を選びましょうね。
8. 外構(エクステリア)計画「予算を使い果たして、庭がジャングルに!?」
家本体の計画に夢中になりすぎて、外構の予算が後回しになること、これ、本当によくある失敗なんです。
「とりあえず、住んでから考えよう」って言っているうちに、玄関アプローチは未舗装で雨の日は泥だらけ、庭は雑草が伸び放題…なんてことになりかねません。
外構は、家の「顔」であると同時に、防犯やプライバシー保護、そして子どもの遊び場としても重要な役割を果たします。
【私のズバリ!】
外構は、家本体と同時に計画を進め、ある程度の予算を確保しましょう。最低限、玄関アプローチの舗装、境界線のフェンス、そして照明は必須です。
特に子育て世帯なら、子どもが安全に遊べるスペース、駐輪場、そして目隠しになる植栽なども検討しておくと良いですね。
もし予算が厳しいなら、ウッドデッキや花壇などは「後からDIYする」と割り切って、まずは基礎となる部分(舗装、フェンス、門扉、ポストなど)をしっかり整えることを優先してください。
9. 収納計画「図面上は足りるはずだったのに…」
収納って、本当に奥が深いんです。
「ウォークインクローゼットもあるし、各部屋にもクローゼットがあるから大丈夫!」そう思っていても、実際に住んでみると「あれ?ここに入れたいものが、入らない…」なんてことが頻発します。
特に子育て世帯は、子どもの成長とともに、おもちゃ、服、学用品、部活の道具など、荷物が劇的に増えていきます。今の荷物だけでなく、5年後、10年後の家族の変化を想像することが重要なんです。
【私のズバリ!】
収納は、「何がどれくらい、どこに必要か」を具体的にイメージして計画しましょう。例えば、家族全員の衣類、オフシーズンの寝具、来客用の布団、思い出の品々、非常用グッズ、書類…など、今持っているものと、将来増えそうなものをリストアップしてみてください。
そして、それぞれの収納に「ゆとり」を持たせること。特にリビングや玄関周りの収納は、来客時など、一時的にモノが増えることを想定して、少し余裕を持たせるのがおすすめです。
我が家の「終の棲家」を建てた時も、収納だけは徹底的にこだわりました。家族構成やライフステージが変わっても対応できるよう、可動式の棚を多用したり、奥行きを変えられる収納にしたりと、柔軟性を持たせたんです。結果的に、これが大正解でしたね。
10. 防音対策「子どもの声、在宅ワーク、どうする?」
「家族だから、多少の音は仕方ない」と思っていませんか?
でもね、意外とストレスになるのが「音」なんです。特に子育て世帯だと、子どもがはしゃぐ声、泣き声、足音…これらが家中に響き渡ると、大人もイライラしてしまいますよね。
また、最近は在宅ワークも一般的になり、リビングで仕事をしている横で子どもたちが騒いで集中できない…なんて話もよく聞きます。
【私のズバリ!】
防音対策は、設計段階で検討しておくべき重要なポイントです。
リビングと隣接する部屋の壁に防音性の高い石膏ボードを使ったり、ドアを密閉性の高いものにしたりするだけでも、かなり効果があります。
もし可能であれば、子ども部屋や書斎を、リビングから少し離れた場所に配置するのも良いでしょう。
床の防音対策としては、二重床構造にしたり、防音シートを敷いたりする方法もあります。特に2階リビングや、子ども部屋が2階にある場合は、1階への足音対策をしっかり考えることが、後々のストレスを減らすことに繋がりますよ。
「失敗」を「成功」に変える!賢い家づくりのために、今できること
ここまで、注文住宅のリアルな失敗談をお話ししてきました。
「え、そんなに考えることあるの…?」「もう、家を建てるのが怖くなってきた…」なんて、思っちゃいましたか?
ですよね、わかります。
でも、大丈夫。私が言いたいのは、これらの「失敗」は、事前に知っていれば必ず「避けることができる」ということ。
他人の失敗は、あなたの成功への最短ルートなんです。
じゃあ、サトミさんが今からできることって何でしょう?
1. 「自分たちの生活」を徹底的に言語化する
これが一番大事です!
- 朝起きてから寝るまで、家族みんなが家の中でどんな動きをしているか
- 平日の家事動線(買い物→料理→食事→片付け、洗濯→干す→畳む→しまう)
- 休日の過ごし方(子どもと遊ぶ、趣味の時間、来客)
- 今、賃貸で不便に感じていること(収納が足りない、音が気になる、日当たりが悪いなど)
- 将来、どんなライフスタイルを送りたいか(子どもが成長したら、夫婦二人の生活になったら)
これらを、家族会議で徹底的に話し合って、書き出してみてください。
「こんなことまで?」と思うかもしれませんが、その細かな一つ一つが、後悔しない家づくりのヒントになるんです。
2. 設計士さんや営業担当者と「対等」に話す
プロにお任せ、という気持ちもわかりますが、彼らはあくまで「家のプロ」。あなたの「生活のプロ」ではありません。
先ほど私が挙げたような失敗談を具体的に提示して、「こういう失敗を防ぐには、私たちのプランではどうすればいいですか?」と積極的に質問してください。
遠慮は禁物です!これは、あなたと家族の一生を左右する大きな買い物なんですから。
3. 優先順位を明確にする「ここは譲れない!」「ここは削れる」
予算には限りがあります。すべてを理想通りにするのは難しいでしょう。
だからこそ、「絶対に譲れないポイント」と「予算次第で削ってもいいポイント」を家族で話し合って決めておきましょう。
例えば、「家族が集まるリビングは広さを優先したいから、夫婦の寝室は少しコンパクトでもいい」とか、「食洗機は絶対欲しいから、代わりに浴室のグレードは一つ下げよう」とかですね。
この優先順位が明確だと、いざという時の判断がブレずに済みます。
まとめ:後悔しない家づくりは「現実」から始まる
今日、お話ししたことをまとめると、これだけは覚えておいてください。
- 「きれいな写真」だけを鵜呑みにしない!
- 他人の「失敗談」は、あなたの「成功への教科書」!
- 自分の「リアルな生活」を徹底的にイメージして、具体的に設計に落とし込む!
注文住宅は、本当に楽しくてワクワクする一大プロジェクトです。でも、同時に後悔と隣り合わせでもあるんです。
私が長年不動産の世界にいて、そして自分自身も家を建てたからこそわかる、「現実」と「生活」に根ざした視点を、これからもどんどんシェアしていきますね。
あなたが「この家を選んで本当に良かった!」と心から思える、最高のマイホームを手に入れるために、私も全力で応援します。
もっと詳しく、具体的な家づくりのコスト管理や、資産価値を落とさないためのポイントについて知りたい方は、ぜひ私の「終の棲家プロジェクト全記録」を覗いてみてください。
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